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アメックスGBT、AI企業買収 出張者の旅行体験向上

2020年11月2日 12:00 AM

 アメリカンエキスプレス・グローバルビジネストラベル(GBT)は30セカンド・トゥ・フライを買収した。16年に設立された30セカンドは出張者にAI(人工知能)を使ったメッセージサービスを提供している。GBT はこのテクノロジーが既存のサービスを補完し、旅行体験を向上させるとみている。メッセージサービスは数カ月以内に既存サービスに統合され、30セカンドのAI 開発者がGBT に入社する。

 30セカンドは近年、多くの旅行会社から関心を集めており、最近では法人旅行管理大手のフライトセンターが保有株式を約10%に増やし、30セカンドのチャットアシスタント機能を2年間使用する独占権も獲得した。昨年12月には、エル・アル航空とジェットブルー航空のアクセラレータープログラムから投資を受けている。


この記事は米フォーカスライト運営のニュースサイト「フォーカスワイヤー」を基にフォーカスライトの牛場春夫日本代表が執筆したものです。参考記事(英文)はこちら。
「American Express GBT acquires 30SecondsToFly to boost corporate traveler experience」[1]

Endnotes:
  1. 「American Express GBT acquires 30SecondsToFly to boost corporate traveler experience」: https://www.phocuswire.com/Amex-GBT-acquires-30SecondstoFly?utm_source=eNL&utm_medium=email&utm_campaign=Daily&oly_enc_id=7798E1381467C7B