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ICCA部会の国際会議、日本で初開催へ 世界に発信する好機に

2020年10月26日 12:00 AM

会場となるパシフィコ横浜ノース

 ICCA(国際会議協会)のアジア・パシフィック部会は12月15~16日、横浜市で国際会議を開催する。昨年初めてペナンで開催され、日本ではこれが初めて。ICCA には国際会議ビジネスに関わる約100カ国・地域の1100以上の企業・団体が加盟しており、アジア・パシフィック部会は301カ国・地域が参画する全世界で最大規模の部会。コロナ禍で安心・安全に国際会議を日本で開催できることを発信する好機となる。

 4月に開業したパシフィコ横浜ノースを会場にセミナーや情報交換、ネットワーキングを行う。14日には小田原エリアにプレツアーを予定している。

 会議のテーマは新たなミーティングモデルの確立。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大でMICE 業界は甚大な影響を受けている。ハイブリッド形式を取り入れた会議や主催者による事例紹介、ハイブリッド開催の増加に伴う課題、会場での感染予防対策の実践など、次の時代を見据えた新しい国際会議のあり方を発信する。これからMICE を開催する主催者や新しいビジネス展開を模索する事業者にアイデアやヒントを提供したい考えで、ICCA 非会員でも参加可能とした。