名古屋に新名所、日本最大級のPark-PFI事業で公園整備
2020.10.12 00:00
名古屋市久屋大通公園に公園と商業施設が一体となった「ヒサヤオオドオリパーク」が開業した。17年の都市公園法改正で可能になった公募設置管理制度(Park-PFI)を活用した日本最大級の事業。南北約1㎞にわたる公園の再整備と24棟の商業施設の設置を行い、運営・管理は名古屋市から選定された三井不動産が担う。同時開業の商業施設「レイヤード・ヒサヤオオドオリパーク」には名古屋市初出店の22店舗をはじめ、飲食・物販全35店舗が軒を連ねた。
Park-PFI は都市公園の魅力と利便性の向上を図るため、公園の整備を行う民間事業者を公募し選定する制度。民間のノウハウを生かして飲食店や売店等の設置や管理ができる。
ヒト・モノ・体験・文化に出会うのがコンセプト。リニューアルオープンする名古屋テレビ塔とともに、名古屋の新たなシンボルとしてにぎわいの創出が期待されている。今後は、地域のアクティビティーやイベントも開催。情報発信基地としての機能も果たす。
関連キーワード
カテゴリ#地域の観光#新着記事
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking
-
<PR>ウェルネス・観光の展示会を開催 5月に東京ビッグサイトで
-
ウポポイが冬の教育旅行開発へ 探究型プログラムで主体的な気づき
-
GWの海外旅行どこまで回復? 「まだ5割」の声多く JTB推計は9割水準
-
大阪万博を商機に 地方への動線をどう描くか
-
免税売上高比率、初の1割超え 百貨店の2月実績 春節効果も
-
旅行業の倒産、2年ぶり増加 23年度 小規模3倍で地方に波及
-
海外旅行意欲、諸外国と乖離 アメックス調査 24年も行き先は国内が主流
-
添乗員平均年齢、10年で10歳上昇 人口も減少止まらず 待遇改善が喫緊の課題
-
ANAが新興企業向けファンド 空飛ぶクルマやNFTなどに投資
-
八重山全域でタッチ決済導入 路線バスや船舶も ANAペイは空から陸・海まで