主要旅行業者の7月取扱額87.4%減、国内やや改善も海外99%減
2020.10.12 00:00
観光庁がまとめた7月の主要旅行業者48社の総取扱額は、前年同月比87.4%減の522億4162万円となった。出入国制限に伴うツアーの催行中止などが響き、海外旅行は98.8%減の20億4674万円、外国人旅行は94.6%減の9億5590万円と依然として大幅なマイナス。これに対し、国内旅行は78.4 % 減の492億3897万円となり、6月に比べて落ち込みがやや改善した。GoTo トラベルキャンペーンが開始された影響とみられるが、東京除外もあり回復は限定的だった。
企業別では、JAL JTAセールス(35.7%減)の回復が目立ったほか、富士急トラベル(72.0%減)やJR 東海ツアーズ(76.4%減)など、6月に続いて航空会社や鉄道系列傘下の旅行会社の減少幅が縮小した。
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