中部空港、中国・韓国線の到着制限撤廃を要望 検疫体制拡充も

2020.10.12 00:00

 中部国際空港会社は10月8日、愛知県や中部経済連合会などとともに、国に国際線の早期復便に向けた緊急要望を行った。10月1日から全世界を対象にビジネス関係者や中長期の在留資格保有者の新規入国が許可されたものの、水際対策として中国と韓国からの旅客便は成田と関西に制限されているため。

 到着制限の速やかな撤廃に加え、9~14時に限定されている国際線の到着時間帯についても18時ごろまでの拡大を求めた。また、入国時の検疫体制が復便増加の制約要因になっているとし、検査官の増員や外部民間検査会社の活用などを要望した。