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福知山の夜間観光充実へ、城全域でプロジェクションマッピング

2020年10月12日 12:00 AM

 京都府は、地域の文化財などを活用したナイトコンテンツの充実・強化を図り、新たな観光需要を掘り起こすナイトツーリズム促進事業を展開する。第1弾「福知山の夜をあそびつくす」を10月1日から開始した。

 福知山城全域を舞台に実施する。城主・明智光秀が取り組んだ治水対策を中心に、市の歴史・文化と現代アートを融合したプロジェクションマッピングを上映する。すべての演出エリアで約3~5分間のプロジェクションマッピングと約10~15分間の電球色によるライトアップを交互に行う。登坂道の全長130mに及ぶ光の川をイメージした大規模なプロジェクションマッピングが目玉。期間は11月3日まで。

 期間中、福知山城と福知山光秀ミュージアムは毎週土曜限定で20時まで開館。交流イベントや夜マルシェなども開いて観光客の宿泊を促し、地域の消費回復を目指す。