2020年9月20日 12:00 AM
新型コロナウイルスの感染拡大で観光需要の停滞状態が続くなか、観光・旅行業の倒産や廃業が相次ぎます。
倒産件数ではホテル・旅館が目立ちますが、JATAやANTAといった旅行業団体の2~6月の退会件数は200社を超え、倒産件数に反映されない自主廃業が増えているとみられます。
特集ではコロナの影響が少なくとも1年以上続くとされるなか、観光・旅行事業者が生き抜くためのサバイバル経営術について考えました。
帝国データバンクの阿部成伸さんが指摘する今後の倒産の質的変化が気になります。
【特集】
*サバイバル経営術
コロナショックを生き抜くために
新型コロナウイルスの影響を受けた観光関連分野での廃業・倒産が目立つ。生き残りを模索し、売り上げ半減を前提とした事業計画を策定したり、休業状態で体力温存に努める企業もある。いま求められるのは長期にわたる影響をしのぎ切るためのサバイバル経営術だ。
▽倒産・廃業相次ぐ観光・旅行業
▽サバイバルプランの立て方
冨山和彦(経営共創基盤代表取締役CEO)
▽売り上げゼロからの企業再生
清水泰志(ワイズエッジ代表取締役)
▽歴史に学ぶサバイバル
橋本亮一(ブルーム・アンド・グロウ代表取締役)
▽倒産企業に見る傾向と対策
阿部成伸(帝国データバンク東京支社情報部情報編集課長)
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コラム
*視座 高橋敦司(ジェイアール東日本企画常務取締役営業本部長チーフ・デジタル・オフィサー)
*宿泊ビジネスの灯 井門隆夫(高崎経済大学地域政策学部教授)
*ビジネスパーソンの日々雑感 平塚雄輝(otomo代表取締役CEO/インバウンドガイド協会事務局長)
統計・資料
*国・地域別訪日外国人客数
*渡航先別日本人訪問客数
*旅行業主要48社 6月の取扱状況
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