2020年9月14日 12:00 AM
東急、JR東日本、伊豆急行は11月16日から、伊豆エリアで進めてきた観光型MaaS「Izuko(イズコ)」の対象地域をこれまでの東・中伊豆から西伊豆や静岡市へ広げる。実証実験の第3弾で、期間は21年3月まで。19年4月から2度にわたる実証実験の結果を踏まえて利便性を高める。商品数は観光施設、体験・飲食のデジタルチケットが計約110種類と従来の約5倍に拡大する。
鉄道やバスなど、さまざまな公共交通機関や観光施設をスマートフォンで検索・予約・決済できる仕組み。清水港や静岡空港までエリアを拡大するのに伴い、駿河湾フェリーや静岡鉄道を利用できるデジタルフリーパスを新たに発行する。特に拡充するのが観光体験・飲食のデジタルパスで10倍となる約90種に増やす。
チケットは事前購入できるようにし、決済はクレジットカードのみならずモバイルSuica と楽天ペイでも可能とする。イズコへの登録はメールアドレスとグーグルアカウントに加え、新たにLINE と楽天のアカウントも利用できる。
また、コロナ時代に即し、混雑が見込まれる駅や観光施設の混雑状況をスマートフォンで表示する。
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