日旅と読売旅行が「鉄印帳の旅」、得意分野で協業拡大

2020.07.13 00:00

(左から)都内で会見した読売旅行の坂元隆社長、 三セク協の中村一郎副会長(三陸鉄道社長)、日本旅行の堀坂明弘社長

 日本旅行と読売旅行は第三セクター鉄道等協議会と協力し、「鉄印帳の旅」を売り出す。三セク協と加盟40社が作った各社オリジナルの鉄印を冊子にまとめた鉄印帳を利用し、三セク鉄道を乗り継ぎながら鉄印を集める企画。

 両社は昨年、相互の強みを生かした企業価値の向上やサービス強化を目的に業務提携した。今回は得意分野を生かす格好で、三セク協の鉄印帳のアイデアを基に旅行読売出版社が商品化し、日本旅行と読売旅行が販売する。

日本旅行は「赤い風船」で初めて鉄印帳を求める人向けの鉄印帳付き宿泊プランを販売する。ウェブ専用で7月31日に発売予定。読売旅行は3日間の添乗員付きツアーを10~11月に設定し、7月10日から発売した。

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