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後払いサービス開発へ、英旅行決済企業が大型調達 代金の高額化に備え

2020年6月8日 12:00 AM

 旅行決済の新興企業である英フライ・ナウ・ペイ・レイターは、旅行制限が緩和されたときに使用できる柔軟な決済技術を開発するため、3500万ポンドを調達した。ラストミニット・ドットコムなどの旅行プロバイダーを介して、最大12カ月の分割で旅行代金を支払うことができるようにする。

 フライト、ホテル、レンタカー、旅行保険を年率0%からの金利で予約できる。ジャスパー・ダイクス共同創業者兼CEOは、「高額な旅行やフライトの代金を簡単に分散できるようになる」と話す。決済技術の開発に加えて決済アプリを構築し、第2四半期から欧州で順次事業を拡大する計画だ。


この記事は米フォーカスライト運営のニュースサイト「フォーカスワイヤー」を基にフォーカスライトの牛場春夫日本代表が執筆したものです。参考記事(英文)はこちら。
「Fly Now Pay Later raises £35 million to bring travelers flexible payment options」[1]

Endnotes:
  1. 「Fly Now Pay Later raises £35 million to bring travelers flexible payment options」: https://www.phocuswire.com/fly-now-pay-later-raises-35-million?utm_source=eNL&utm_medium=email&utm_campaign=Daily&oly_enc_id=9229H9640090J9N