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韓国観光公社、若年女性を軸にPR開始へ 東京支社が需要回復案

2020年5月18日 12:00 AM

(写真は本文とは関係ありません)

 韓国観光公社(KTO)東京支社は、新型コロナウイルス対応策として3段階のリカバリーキャンペーン推進案をまとめた。韓国では、江原道や済州島など“クリーン”とされる地域を中心に国内需要の回復が見られ、国内線も再開されつつある。日韓の往来は制限措置が講じられたままだが、旅行業界と連携して打開に取り組みたい考え。

 6〜7月を韓国旅行のイメージ回復に向けた準備期と位置づけ、訪韓意識の高い若年女性に焦点を当てて広報活動を強化する。主要旅行会社とのキャンペーンやJATA(日本旅行業協会)との共同事業についても協議を始める。

 8〜10月は、壁面広告、共同キャンペーン、ファムツアーなど集中的に誘致策を実施。ツーリズムEXPOジャパンへの参加も計画している。11月〜来年2月はテーマ別や客層別など全方位でマーケティングを展開する。団体や報償旅行の復活に向けた事業も進める。