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箱根ゴールデンルートに新スポット 展望デッキや足湯完備

2020年4月27日 12:00 AM

cu-mo(クーモ)の展望デッキ完成予想図

 小田急箱根グループは、1960年の箱根ロープウェイ全線開業で完成した観光ルート「箱根ゴールデンコース」が9月に開通60周年を迎えることを記念し、コースの魅力向上を図る取り組みを展開している。

 4月から、日本アカデミー賞受賞作曲家の富貴晴美氏によるオリジナルテーマ曲をロマンスカーGSEや箱根の乗り物、駅、港にBGMとして導入した。6月1日には、箱根各所の情報ディスプレーを全面的に刷新して多言語化する。同24日には、箱根登山ケーブルカーと箱根ロープウェイの乗換駅となる早雲山駅新駅舎と新スポット「cu-mo(クーモ)箱根」を開業する予定で、展望デッキや無料の足湯施設を設ける。今後はイベントも開催して早雲山エリアの活性化を図る。

 なお、昨年の台風被害で運転を見合わせている箱根登山電車の箱根湯本/強羅間の運転は7月下旬に再開する見込み。