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福島市、観光再開を見据え新企画 専門家募り観光素材改良

2020年4月27日 12:00 AM

 福島市と市観光コンベンション協会は新型コロナウイルスで観光客が激減する現状をチャンスに変えようと、「朝ドラおもてなしビジネス‟MAX充実“大作戦」を始動した。3月30日から市出身の作曲家・古関裕而氏がモデルのNHK連続テレビ小説「エール」がスタートしたことを好機と捉えた。

 施策の第1弾として、関連する土産や宿泊商品、飲食メニューなどを開発・改良するフリーランスの専門家を全国から募集した。売り上げの大幅減に苦しむ市内事業者と同様、収入が減少している全国のフリーランスをマッチングする試み。広告予算や商品開発チームを持たない中小・零細事業者が首都圏などで活躍する専門家の支援を得て、訴求力のある商品を醸成し、感染終息後の観光再開に弾みを付ける。報酬や活動費用は全額、福島市が負担する。