2020年4月27日 12:00 AM
在宅勤務が広がるなか、国内のホテルチェーンが日中の客室利用を可能としたり、連泊プランを設ける動きが広がっている。自宅では仕事に集中しづらいという人は少なくない。インターネットなどが整った環境を提供し、需要を取り込む。
全国で76軒を運営するマイステイズ・ホテル・グループは6月30日まで、日帰りプランと2泊以上の連泊プランを設定した。客室には無料Wi-Fiを完備。日帰りプランは3000円または3500円で最大9~15時間利用できる。
ワシントンホテルやホテルグレイスリーなどを運営する藤田観光は、一部施設で休業や営業時間の縮小を行っているが、通常どおり営業している横浜桜木町ワシントンホテルで6月30日までテレワーク応援プランを設定した。1室5000円で8~20時に最大12時間利用できる。
リーガロイヤルホテルグループでは、広島が最大10時間滞在できる日帰りプランを5月末まで実施。34㎡のスタンダードツインルームを8000円で提供し、ティーセットや朝刊など特典を付けた。北九州でも同様の取り組みを行っている。
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