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3月の客室利用率、50ポイント減の32.3% 大阪府わずか10%台

2020年4月20日 12:00 AM

 全日本シティホテル連盟(JCHA)に加盟する122ホテルの3月の平均客室利用率は、前年同月を52.6ポイント下回る32.3%となった。過去10年を見ると、東日本大震災の発生直後でも50%台を維持しており、異例の低さ。JCHAは、「新型コロナウイルスによるものだが、政府による自粛要請や週末の外出禁止措置の影響が多大」としている。先の予約はキャンセルとなり、当日にかろうじて問い合わせがある施設が多いという。

 全10地域で20ポイント以上低下した。特に関東と近畿の落ち込みが60ポイント台と大きい。利用率が最も高い北陸で54.5%、最も低い近畿は21.9%だった。2大都市圏は東京都が59.7ポイント減の31.5%、大阪府に至っては72.8ポイント低下し、14.9%にとどまった。