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韓国、小規模旅行会社に500万ウォン給付 前例のない危機に直面

2020年4月13日 12:00 AM

 ソウルの小規模旅行会社1000社に対し、1社当たり500万ウォン(総額50億ウォン)を給付する旅行業危機克服プロジェクトの受付が4月1日から開始された。経営難にあえぐ旅行各社は3月30日に募集要件が公表され、関心を寄せている。

 対象は旅行業を開始して5年以上の小規模企業で、インバウンド・アウトバウンド・国内旅行業のいずれも適用となる。2~3月の売り上げが前年同月比75%以上減少した場合に申請でき、減少割合が高い会社が優先される。

 ウェブサイトの専用ページで4月17日まで受け付けた後、29日に対象企業を発表する。商品企画や広報マーケティングなど事業証明と合わせて提出、5~6月に支給される。

 融資ではなく給付金という点で、旅行会社からの注目度は高い。新型コロナウイルスの感染拡大による影響がいつまで続くか不透明な状況下、融資についての負担も大きい。

 旅行業関係者は「旅行業界が前例のない危機に瀕して休業・廃業などの話ばかり聞いてきたが、久しぶりに嬉しいニュース」と話している。

韓国旅行新聞4月2日