仏OTA、航空会社のBSP対応を非難 IATAに公開書簡

2020.04.06 00:00

 仏OTA(オンライン旅行会社)のミスター・フライは、経済新聞「レゼコー」紙上で発表したIATA(国際航空運送協会)のアレクサンドル・ドゥ・ジュニアック事務総長宛ての公開書簡で、IATAのBSP対応について“旅行会社を見捨てた”と非難した。

 同社の二コラ・ブルメロ共同創業者兼社長は書簡の中で、「IATA代理店は航空券のキャンセルと払い戻しのために戦いを繰り広げているが、IATAは代理店に3月31日のBSP支払い期限の順守を要求している」と言及。しかも代理店の支払いが遅延した場合、払い戻しも遅れるといい、資金が枯渇している多くの代理店の懸念がいっそう高まっている。

 書簡ではまた、IATAに対し、欧州委員会が航空会社にキャンセルされた航空券を現金で払い戻すよう要請しているにもかかわらず、航空会社は換金不可のクレジットノートを発行していることについて指摘した。代理店は発券時にチケットの代金を即座に支払う義務があるのに対して、航空会社はさまざまな口実を設けて、可能な限り現金を獲得し、保持しているとも非難している。


この記事は米フォーカスライト運営のニュースサイト「フォーカスワイヤー」を基にフォーカスライトの牛場春夫日本代表が執筆したものです。参考記事(英文)はこちら。
「Travel value chain under scrutiny as airlines get bailouts and intermediaries plead for help」