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1月の百貨店外客売上は2割増、4カ月ぶりプラスに

2020年3月30日 12:00 AM

 日本百貨店協会がまとめた1月の外国人観光客の来店動向によると、調査対象
91店舗の総売上高は前年同月を20.9%上回る316億9000万円となった。4カ月ぶりのプラス成長。購買客数は8.7%増の45万4000人となり、8カ月ぶりにプラスに転じた。1人当たりの購買単価は11.2%増の7万円となった。6万円台を推移していた単価が7万円台に回復したのは9カ月ぶり。

 中華圏の訪日旅行の書き入れ時となる春節休暇期間が今年は1月24~30日だったため、同協会は、「(昨年の2月から)月ずれとなったことに伴う影響が大きな
要因」と見ている。

 売上高の内訳は、一般物品が31.8%増の199億8000万円と大きく伸びた。消耗品は6.0%増の117億1000万円。