訪スペイン日本人、観光支出でアジア1位 中国上回る
2020.03.04 11:15
スペイン国立統計局がとりまとめた19年の観光総支出額(暫定値)で、日本が14億8100万ユーロとなり、アジア市場の中で最高額となった。2位は中国の13億2400万ユーロ、3位は韓国の6億100万ユーロ。
スペイン政府観光局によると、ここ数年、スペインでは日本をアジアの最重要市場として注目している。観光総支出額で常に上位につけており、18年は中国が1位となったものの、トップに返り咲いた。
日本人の19年の延べ宿泊数は前年比24.5%増の130万8495泊。中国はほぼ同数だが、日本人は消費額が高く、歴史遺産や芸術、食文化への関心が高いため、質の良い顧客と捉えられており、スペイン政府は20年も日本市場へのプロモーションを強化する方針だ。
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