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渋谷区がグーグルと連携、マップや言語対応で

2020年3月2日 12:00 AM

リアルタイム通訳などを活用し訪日客を観光案内

 渋谷区と渋谷観光協会は、デジタル技術を活用した新たな観光誘致に取り組む。グーグルの技術協力を得て、区内各所のポスターやステッカーに搭載するQRコードを読み取ると、お薦めの観光スポットや飲食店などの情報に簡単にアクセスでき、グーグルマップでの道案内も可能にする仕組みを整える。

 渋谷区はこれまでも19年のラグビー・ワールドカップやハロウィーン期間中に、観光案内所でよく聞かれる情報をQRコードで提供しており、観光客が増える東京オリンピック・パラリンピックまでに、観光案内のデジタル化、多言語対応を本格展開する。

 言語対応では、リアルタイム通訳が可能なスマートディスプレイ「グーグルネクストハブ」を区内の有人観光案内所3カ所に設置。利用頻度・状況を見ながら、渋谷駅前のほか、外国人観光客の多い店舗などに設置店を拡大する予定。観光案内所の開閉時間を気にせず、言語に対応した観光案内を実現し、訪日客の誘致につなげる。