2020年2月17日 12:00 AM
エイチ・アイ・エス(HIS)は、観光庁が毎月まとめている主要旅行業者の取扱状況への情報提供を取りやめた。同社の決算期に合わせ、新年度がスタートした19年11月から対象から外れた。
HISは理由について、「各社ごとに取扱高や外国人旅行の基準が異なり、並べて表示されることで誤解を招く部分がある」ことを挙げた。一方で、独自に取扱高は開示しており、情報の透明性は担保できていると見ている。
観光庁への情報提供は任意。大手では18年6月、楽天が旅行事業の業績をEC事業に含めて開示していることなどを理由に非開示とし、対象から外れた。
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