2020年2月10日 12:00 AM
法務省の出入国管理統計によると、旅客数で全国上位7空港の19年10月の利用動向は、新千歳、福岡、那覇の3空港が韓国人旅客の低迷により外国人入国者数が前年同月を割り込んだ。日韓関係の冷え込みが続いており、韓国人入国者の減少幅は那覇が80.3%減、新千歳が75.7%減と月を追うごとに拡大している。福岡も64.8%減だった。
新千歳と福岡は台湾人入国者も半減したことが追い打ちをかけた。台湾市場は羽田と中部も大幅減となる一方で、成田と関西は約1.5倍に増えるなど、訪日旅行の起点となる空港の利用にばらつきが見られる。
日本人出国者は新千歳、羽田、福岡を除きプラス。路線網など供給が伸びている中部が増加率9.0%で最大だった。
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