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11月の百貨店外客売上、2カ月連続減 消耗品は13%減

2020年2月3日 12:00 AM

 日本百貨店協会がまとめた19年11月の外国人観光客の来店動向によると、調査対象91店舗の総売上高は前年同月を5.3%下回る261億5000万円となった。2カ月連続のマイナス。購買客数も5.1%減の40万9000人となり、6カ月連続の減少を記録した。同協会は、要因について、「円高や諸外国の国際情勢による訪日客数の減少が大きい」としており、韓国人客の減少が響いたとみられる。

 売上高の内訳を見ると、一般物品が1.4%増の147億2000万円とプラスに転じた。一方、消耗品は12.8%減の114億3000万円となり、2カ月連続の前年割れ。

 1人当たりの購買単価は0.3%減の6万4000円となり、11カ月ぶりにマイナスに転じた。