四国最大級の水族館開業へ、時間帯や季節で空間演出変化

2020.02.03 00:00

鳴門のうずしおをイメージした水槽

 香川県宇多津町のうたづ臨海公園内に3月20日、四国最大級の水族館「四国水族館」が開業する。四国水景をテーマに、四方を海に囲まれた四国ならではの水中世界をダイナミックに再現し、時間帯や季節によって変化する空間演出を取り入れた次世代型の水族館を目指す。

 鳴門のうずしおをイメージした水槽「渦潮の景」や四国の川に生きるアユの半生を紹介する展示なども設置される。海豚(いるか)プールは、目の前の瀬戸内海と一体感を演出するために海面との高低差を減らし、躍動感あふれるプログラムを楽しむことができる。瀬戸内海に沈んでいく夕日をバックにイルカが自由に遊ぶ様子が見られる。

海豚プールのイメージ

 アクティブフィールドでは、アシカやペンギンなどの生き物との触れ合いや餌やり体験もできる。ラボ・スクールやシンポジウムなどを通して体験・学習しながら楽しむことができる。料金は大人2200円。小・中学生1200円。

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