2020年1月27日 12:00 AM
全日本シティホテル連盟(JCHA)に加盟する130ホテルの19年12月の平均客室利用率は、前年同月比4.0ポイント減の77.6%となった。5カ月連続のマイナス成長。
全国10地域のうち、東北と甲信越、北陸を除く7地域で低下した。2大都市圏も前年割れとなり、特に大阪府は9.9ポイントの大幅減。訪日韓国人の需要低下や宿泊施設の増加に伴う競争激化も一因とみられる。
19年(1~12月)では、前年比0.8ポイント減の82.2%だった。前半はおおむねプラスを維持していたが、日韓関係悪化の影響が顕著となった8月以降、自然災害も重なって失速した。宿泊施設の供給増により、客室単価も低下傾向にあるという。
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