2019年12月16日 12:00 AM
全日本シティホテル連盟(JCHA)に加盟する123ホテルの11月の平均客室利用率は、前年同月比1.9ポイント減の85.7%となった。4カ月連続のマイナス成長。全国10地域のうち、甲信越と北陸、四国を除く7地域が前年を割り込んだ。台風被害が相次ぎ8地域で低下した10月に続いて、低調が続いている。
利用率が最も高かったのは関東の92.0%。北陸(88.6%)、近畿(84.4%)、東海(82.8%)、九州(82.1)と続いた。最も低い東北でも71.4%を維持しており、全体的に高稼働だが、より低価格帯の施設などに需要が流れた可能性がある。
2大都市圏を見ると、東京都が93.6%、大阪府が83.6%。いずれも前年を下回っており、地域平均より下げ幅が大きかった。
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