主要7空港の7月実績、福岡除き出入国者増 韓国市場が左右
2019.11.04 00:00
法務省の出入国管理統計によると、旅客数で全国上位7空港の7月の利用動向は、福岡を除くすべての空港で日本人出国者数と外国人入国者数がともに前年同月を上回った。福岡は日本人出国者は増加したもの、外国人入国者が3.3%減少した。
国の関係悪化で訪日需要が冷え込んでいる韓国市場が動向を左右した。韓国が最大市場の福岡は11.9%減となり、落ち込み幅は6月より拡大している。那覇も5.0%減となったが、最大市場の台湾が5.4%伸び補った。外国人入国者が最も増加したのは中部で31.0%増。就航増により2桁成長を続けている。
日本人出国者数は新千歳が19.5%増となり、5カ月連続で伸び率トップ。中部も13.0%増と好調だった。
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