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ブリージャーで法人旅行が変化、観光旅行との区分薄れる

2019年10月21日 1:00 AM

 ブッキング・ホールディングスは法人旅行予約ツール「ブッキング・ドットコム・フォー・ビジネス」を運営しているが、出張に休暇を組み合わせたブリージャーが法人旅行の世界を変え、法人旅行と観光旅行の明確な区分がなくなりつつあると指摘する。加えて、テクノロジーが法人旅行を進化させていることも昨今の特徴に挙げた。

 同ツールでは、出張者と企業のトラベルマネジャーにシームレスな体験を提供する。レジャー分野で開発してきた最良のエクスペリエンスに出張者のニーズを取り入れ、可視性と柔軟性に長け、豊富なオプションを提供する。グローバルGDSや法人旅行管理会社などと提携するプラットフォーム型で、ブッキング・ドットコムで扱う個人宅など新タイプの宿泊施設も600万軒利用できる。

 観光旅行でよく使われる口コミも法人旅行で増加しつつある。これを活用することで観光旅行と法人旅行の区別なくパーソナライゼーションに取り組んでいる。


この記事は米フォーカスライト運営のニュースサイト「フォーカスワイヤー」を基にフォーカスライトの牛場春夫日本代表が執筆したものです。参考記事(英文)はこちら。
「Booking.com’s Ripsy Bandourian on evolving functionality for business travelers」[1]

Endnotes:
  1. 「Booking.com’s Ripsy Bandourian on evolving functionality for business travelers」: https://www.phocuswire.com/booking-for-business