2019年10月20日 1:00 AM
9月23日に全世界を駆け巡ったトーマスクック経営破綻のニュースに衝撃を覚えました。
近代的旅行会社のモデルをつくったといわれ旅行業の象徴的な存在でもあっただけに、現下の旅行業が置かれる状況を重ね合わせた方も多かったのではないでしょうか。
特集では経営破綻への分岐点がどこにあったのか、その足跡をたどりつつ、何を教訓とすべきかについて考察しました。
M&Aの失敗、デジタルシフトの遅れ、経営の迷走等々、識者は注目しますが、思い当たる節はどこの会社にもありそうな気がします。
【特集】
*トーマスクック破綻の衝撃
伝統型旅行会社が消えてゆく
英国のトーマスクックが破産した。かねてからビジネスの不振が伝えられていたとはいえ、旅行業界の最古参である同社の経営破綻は世界に衝撃を与えた。トーマスクックのつまずきからは何を読み取るべきなのか。
▽リーマンショックに匹敵
▽経営破綻への道のり
牛場春夫(フォーカスライト日本代表/航空経営研究所副所長)
▽破綻劇から何を学ぶか
櫻田薫(元日本旅行業協会理事・事務局長)
野澤肇(JTB総合研究所代表取締役社長執行役員)
注目の事例
*不用品を売って旅行に変える
KNT-CTとメルカリが仕組みづくりで連携
注目のニュース
JL国際線予約、アマデウスに移行
日旅と読売旅行が包括提携
動物アトラクションに新たな制約
7月旅行取扱額2.4%減
誌上セミナー
*JNTO発外客攻略のヒント
『裾野拡大期のカナダ動向』
コラム
*視座 高橋敦司(ジェイアール東日本企画常務取締役営業本部長チーフ・デジタル・オフィサー)
*SCRAP ニュースに見る海外の旅行ビジネストレンド
*宿泊ビジネスの灯 井門隆夫(高崎経済大学地域政策学部教授)
*ビジネスパーソンの日々雑感 久保尭之(みなみあそ観光局戦略統括マネジャー)
統計・資料
*旅行業主要49社 7月の取扱状況
Copyright © TRAVEL JOURNAL, INC. ALL RIGHTS RESERVED.