ニューカレドニア観光局、持続可能なツーリズムを標榜

2019.09.30 08:00

会見はエアカランと共同で開催。今後も互いに協力してPRを行う考えも語った

 ニューカレドニア観光局は、セールスミッションの来日に伴い都内で会見し、今後の展望として持続可能なツーリズムを挙げた。7月にマーケットを含む店舗でビニール袋の使用を禁止したほか、9月からプラスチック製ストローや綿棒の使用を禁止した。このほか、世界自然遺産に認定されている世界最大の礁湖やサンゴ礁保護地区、カヤックなどを楽しめる州立公園などの自然遺産を生かし、成長につなげる。

ニューカレドニアへはエアカランが東京と大阪から直行便を毎日運航している。18年の日本人渡航者は約2万1000人と全体の18%を占める第3位の市場。

 現地では、文化を守る意味も含めたオセアニア文化村プロジェクトが進行中。また、ヌメアの港湾エリアにはショッピング、レストラン、エンターテインメント施設のプロムナードを整備。ホテルの開業計画もある。

 同観光局は、首都圏や地方でリテール担当者やグループ営業担当者を対象にしたセミナーを開催予定。教育プログラムとしてEラーニングを導入する。

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