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ブランドUSA、羽田増枠で地方の米国旅行需要を喚起

2019年9月23日 1:00 AM

ステークホルダー・ミーティングで活動方針を説明するアビアレップスの早瀬陽一代表取締役

 ブランドUSAは、10月からスタートする新年度の活動方針として、日本の地方都市から米国への旅行需要の掘り起こしに力を入れる。都内で開催したステークホルダー・ミーティングでアビアレップスの早瀬陽一代表取締役が発表した(写真)。このほか、スポーツをテーマにした魅力発信、日本からのゲートウェイ都市を起点とした複数の州をまたぐフライ&ドライブ、出張に休暇を加えた新旅行形態「ブリージャー」の開拓を重点施策に挙げた。

 地方市場の底上げは、20年3月からの羽田空港の国際線増枠で1日50便(往復)のうち約半数の24便が米国路線に割り当てられた好機を生かす。テーマ旅行では、18~19年度に音楽を切り口にプロモーションを展開。その一環として、全米を旅する音楽ドキュメンタリー映画「アメリカン・ミュージック・ジャーニー」を日本でも公開した。新年度はスポーツにも焦点を当て、テーマ性の高い旅行を提案する。

 また、ブランドUSAが提供する新作映画はアウトドアがテーマ。日本での公開を予定している。