2019年9月9日 1:00 AM
ロンドンとマドリードに拠点を置き、都市体験のプラットフォーム事業を手掛けるフィーバー(Fever)は3500万ドルに上る資金を調達した。この投資ラウンドは楽天の子会社でコーポレートベンチャーキャピタルの楽天キャピタルがリードし、アリババグループ米国投資会社の元会長であるマイケル・ツァイザー氏が参加した。
フィーバーは主要都市の音楽フェスティバルや劇場、ファッションなどのイベント情報を集約して提供しており、昨年の投資ラウンドでは2000万ドルを調達した。昨年はパリ、ロサンゼルス、リスボン、マンチェスターでサービスを開始し、その他の主要都市への展開を加速しようとしている。
都市体験の情報はモバイルアプリ、ウェブサイト、シークレット・メディア・ネットワークを通じて発信。アプリでは、レコメンデーションアルゴリズムを使って旅行者個人の好みに合ったパーソナライズな提案を行う。月間ユニークビジター数は2500万人。
この記事は米フォーカスライト運営のニュースサイト「フォーカスワイヤー」を基にフォーカスライトの牛場春夫日本代表が執筆したものです。参考記事(英文)はこちら。
「Fever raises $35M to accelerate growth of experience booking tool」[1]
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