2019年8月30日 8:00 AM
アゴダが新たな格安料金検索システム「ミックス・アンド・セーブ」を開発した。超格安料金狙いのユーザーに対し、2泊から14泊まで連泊するホテルの予約料金を同一ホテル内で日ごとの最低料金の組み合わせで表示するオプトインのシステムだ。
大手OTA(オンライン旅行会社)はこれまで、連泊客は滞在中の客室移動を嫌うとして最低料金の組み合わせ予約を見過ごしてきたが、アゴダは節約できる料金の高低いかんでは同システムが有効なツールになると判断した。
ホテル側の反応はさまざまだ。肯定的から意見から、ホテルのイールドや客室管理などオペレーションに悪影響が生じるという否定的な意見まで分かれている。否定派は、このシステムを嫌うホテルがアゴダでの販売を止め、他のOTAにシフトする可能性があると指摘している。
アゴダは、ユーザーに超格安料金を提供し、ホテルには販売する客室の最適化をもたらすWIN-WINのツールだとしている。
この記事は米フォーカスライト運営のニュースサイト「フォーカスワイヤー」を基にフォーカスライトの牛場春夫日本代表が執筆したものです。参考記事(英文)はこちら。
「Hoteliers have mixed response to Agoda’s new hacker rates」[1]
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