中国シートリップ、18年営業収入45億ドルに

2019.07.01 19:38

 中国OTAのシートリップの18年12月期連結決算は、営業収入が前期比16%増の45億ドル(約5000億円)となった。比較検索サイトのスカイスキャナーを除く総取扱高は30%増の1050億ドル。取り扱う商材別では、宿泊予約は21%増の17億ドル、航空・鉄道は6%増の19億ドル、パッケージトラベルは27%増の5.5億ドル。

 第4四半期の営業収入は22%増の11億ドル。国際事業はグループ総収入の30~35%を占めるまでに成長し、航空券とホテルはスカイスキャナーの取り扱い分を除き3倍に拡大した。スカイスキャナーも2倍以上に増加している。地方都市の星の数が少ないホテルの宿泊数が50%増え、オフライン店舗の総取扱高は3桁の伸びを示している。

 19年第1四半期の営業収入は前年同期比18~23%増を予想している。



この記事は米フォーカスライト運営のニュースサイト「フォーカスワイヤー」を基にフォーカスライトの牛場春夫日本代表が執筆したものです。参考記事(英文)はこちら。
「Ctrip ticks $4.5B annual revenue level for the first time」