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瀬戸内ブランドコーポレーションが古民家を宿泊施設に

2019年6月10日 8:00 AM

 瀬戸内ブランドコーポレーションは広島県庄原市や庄原古民家ステイ推進協議会と共同で、地域の歴史的建築物である古民家をリノベーションした宿泊施設を今秋に2棟開業する。

 同社が取り組む「せとうち古街計画」の一環。瀬戸内の歴史的建築物を活用した宿ブランド「Setouchi Cominca Stays」の開業は、17年1月の愛媛県内子町に続き2カ所目。

 9月開業予定の「長者屋」(写真)、「不老仙」は眼前に広がる豊かな田園風景が魅力となる。伝統的な内装と快適な設備を備え、訪日外国人を主ターゲットとした、1組(最大6人)限定の一棟貸しの高品質な宿に改修する。

 原市と観光地域づくりに係る包括連携協定も締結し、オール庄原で観光振興に取り組む。庄原の魅力を体験できる体験プログラムや、食の開発、広域での訪日客向けツアーの開発などでも連携し、多面的な庄原の魅力開発をともに進めていく。