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主要旅行業者の1月取扱額1.0%増、募集型は前年割れ

2019年5月27日 5:46 PM

 観光庁がまとめた1月の主要旅行業者49社の総取扱額は、前年同月比1.0%増の3386億4259万円だった。国内旅行は「ふっこう割」を適用した北海道旅行が好調で1.6%増の1842億3946万円。一方、海外旅行は中国や韓国などボリュームの大きいアジア旅行が減少し、0.1%増の1411億1363万円と横ばいにとどまった。外国人旅行は欧米豪市場が堅調に推移し、2.4%増の132億8949万円。ただし、国内と海外は募集型企画旅行が人数ともに前年を割り込んだ。

 企業別で総取扱額が増えたのは半数の25社。伸び率ではトップのウィラーが89.3%増と突出しているが、年末年始の帰省需要の影響があると見られる。分野別で外国人旅行は取り扱いが33社とまだ少ないが、6割近くがプラスだった。