Travel Journal Online

欧州ホテルの取消率40%に OTA規定の影響

2019年5月20日 6:39 PM

 ディーエッジが実施した調査で、欧州のホテルの取消率が40%に達していることがわかった。予約変更を無料とするOTA(オンライン旅行会社)の規定が影響している。

 この調査は14~18年に毎年、680施設の200の異なる販売チャネルを対象に実施している。14年の取消率は32.9%だったが、18年には39.6%に上昇した。欧州で48.3%のシェアを持つブッキング・ホールディングスは過去4年間で6.4ポイント上昇し、18年にOTAで最も高い50%に達した。エクスペディアグループは6ポイント増の26.1%。一方、ホテル直販の取消率は18.2%と低い。



この記事は米フォーカスライト運営のニュースサイト「フォーカスワイヤー」を基にフォーカスライトの牛場春夫日本代表が執筆したものです。参考記事(英文)はこちら。
「Hotel cancelation rate at 40% as online travel agencies push free change policy」[1]

Endnotes:
  1. 「Hotel cancelation rate at 40% as online travel agencies push free change policy」: https://www.phocuswire.com/Hotel-distribution-market-share-distribution-analysis