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王寺町のロボ雪丸が観光案内、会話や情報検索

2019年4月8日 8:00 AM

 聖徳太子と達磨大師ゆかりの奈良県王寺町の観光協会は、町の公式キャラクター「雪丸」と旅行者らが対話を楽しめる会話認識スピーカー「ユキマルトーク」を開発した。

 4月1日から同町地域交流センター内の雪丸ミニプラザに設置し、観光案内役として活躍している。聖徳太子の愛犬で人の言葉を話し、お経を読んだとされる雪丸は、13年6月に公式キャラクターに任命された。対話型の音声操作に対応した最新の会話エンジン内蔵マイクで人の音声を認識し、インターネットを介して情報検索や楽しい会話ができる仕組み。

 町に関するクイズやおすすめ観光ルートも教える。ヒト型ロボット「ペッパー」の開発に参加したワントゥーテンが開発した。王子町は17年に雪丸を模したドローンを製作し、話題を呼んだ。ユキマルトークの周知と利用促進に向け、紹介PR動画4編を公開している。