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主要旅行業者の11月取扱額、国内プラス転換で2.8%増

2019年3月25日 7:33 PM

 観光庁がまとめた18年11月の主要旅行業者49社の総取扱額は、前年同月比2.8%増の4766億6484万円となった。自然災害の影響で低迷していた国内旅行が0.6%増の2747億5830万円と7カ月ぶりのプラスに転じた。海外旅行は韓国を中心に好調が持続しており、5.1%増の1797億6606万円。外国人旅行は欧米豪が堅調で、14.0%増の221億4046万円。ただし、海外と国内の募集型企画旅行は取扱額・取扱人数がともに前年同月を割り込んだ。

 企業別で総取扱額が増えたのは29社。国内が6割増えたウィラーが59.5%増とトップの伸び。エムオーツーリスト(31.7%増)、日産クリエイティブサービス(23.2%増)といった業務渡航系の好調も目立った。