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百貨店外客売上、18年は26%増の3396億円

2019年3月11日 5:21 PM

 日本百貨店協会がまとめた18年12月の外国人観光客の来店動向によると、調査対象93店舗の総売上高は前年同月を8.4%上回る302億2000万円となった。同年4月に続く過去2番目の規模。

 購買客数も10.9%増の44万6000人と伸びた。同協会は、「化粧品購入に加え、クリスマスシーズンの影響でハイエンドブランドや高級腕時計、芸術工芸品などの高額品購入も散見された」としている。1人当たりの購買単価は2.3%減の6万
8000円と6カ月連続のマイナス。

 18年1~12月の通年では、総売上高は前年比25.8%増の3396億6000万円だった。消耗品が37.2%増の1508億8000万円と大幅に伸び、一般物品も17.9%増の1887億8000万円と伸長した。消耗品のシェアは44.0%。