主要7空港の10月利用実績、関西の外国人入国者数が回復

2019.02.18 19:05

 法務省の出入国管理統計によると、旅客数で全国上位7空港の18年10月の利用動向は、新千歳を除く6空港で外国人入国者数が前年同月を上回った。台風21号による一時閉鎖で9月の旅客数が約半数に激減していた関西は2.6%のプラスに転じ、早期回復を印象づけた。新千歳は12.4%減だが、マイナス幅は大きく縮小している。

 外国人入国者数が最も伸びたのは成田の9.1%増。被災エリアが回避され、路線数の多い首都圏空港に需要が集中した可能性がうかがえる。

 日本人出国者数はすべての空港でプラス成長となった。関西が増加に転じ、17.4%増と堅調だったほか、新千歳も28.1%増とトップの那覇(36.5%増)に続き好調だった。

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