2019年2月11日号>世界水準のDMOたれ 観光地経営組織が目指すべき姿

2019.02.11 14:55

 世界水準のDMO形成に向けた議論が進んでいます。
 観光庁は先駆的インバウンド型DMOと表現し、20年までに全国に100形成する目標を定めます。
 一方で「実態は従前の観光協会の焼き直し」「結局DMOって何なのという地域が多い」という声がいまだに上がるのも現実。
 特集「世界水準のDMOたれ」では、世界水準DMOの要件について観光地経営組織に携わるキーパーソンと考えました。
 雪国観光圏の井口智裕さんが説く本質論は長く地域づくりに携わられた経験からのもので説得力が違います。

【特集】
 *世界水準のDMOたれ
  観光地経営組織が目指すべき姿

 観光の経済効果を全国各地に波及させるために欠かせないDMO(観光地経営組織)。政府は20年までに世界水準のDMOを全国で100組織形成する目標を掲げ、DMO育成や活動支援に力を入れる。しかし人材や組織マネジメント、財源など乗り越えるべき課題も少なくない。

  ▽日本版DMOの現状
  ▽世界水準DMOの要件
   村木智裕(インセオリー代表取締役)
   福井善朗(山陰インバウンド機構代表理事)
   井口智裕(雪国観光圏代表理事/いせん代表取締役)

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誌上採録
 *びゅうから見る旅行業の戦略
  高橋弘行氏(びゅうトラベルサービス代表取締役社長)

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コラム
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 *SCRAP ニュースに見る海外の旅行ビジネストレンド
 *統計データは語る
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