11月百貨店外客売上、9.6%増の277億円

2019.02.11 17:04

 日本百貨店協会がまとめた18年11月の外国人観光客の来店動向によると、調
査対象93店舗の総売上高は前年同月を9.6%上回る277億円となった。購買客数は18.4%増の43万3000人。

 売上高の内訳は、一般物品が1.2%増の145億3000万円と3カ月ぶりのプラスに転じた。消耗品は20.7%増の131億7000万円と2桁成長が続いている。同協会によると、「クリスマス限定商品が人気だった化粧品需要の影響を受け、堅調に推移した」という。

  1人当たりの購買単価は、7.4%減の6万4000円と5カ月連続で減少となった。「9月以降、中国税関当局による帰国旅行者への国境審査が厳格になり、高額商品の購入が落ち着いた状態になっている」(同)ことが影響した。

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