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12月の客室利用率81.6%、西日本低調で微増にとどまる

2019年2月4日 6:58 PM

 全日本シティホテル連盟(JCHA)に加盟する132ホテルの18年12月の平均客室利用率は、前年同月比0.6ポイント増の81.6%となった。全国10地域のうち、西日本を中心に6地域で低下したが、北海道が10ポイント近く伸びるなど東日本が好調で、2カ月連続のプラス成長を維持した。

 減少したのは甲信越、東海、北陸、近畿、中国、九州。西日本豪雨や台風の影響が色濃かった近畿は0.9ポイント減の82.5%まで回復し、大阪府に絞れば0.7ポイント増の87.0%とプラスに転換した。四国は1.3ポイント増と回復傾向にあるが、利用率は地域別ワーストの58.9%。

 トップは関東の88.4%。東京都が1.9ポイント増の88.9%となり、エリア全体でも2.5ポイント上昇した。