Travel Journal Online

新興企業への投資、ライドシェアに集中

2019年1月21日 3:14 PM

 18年に実施された旅行関連の新興企業への投資件数は350件以上となった。エアビーアンドビーへの新規投資がなかったこともあり、巨大資金収集ラウンドは、ライドヘイリング、自転車やスクーターシェアリングなどのモビリティーに集中したのが特徴。代替地上輸送手段のOFOやハローバイクなどへの投資も5億ドル以上に上った。その他のセクターへの巨大投資では、ソフトバンクが牽引したインドの格安ホテル予約サービス「オヨ・ルームズ(OYO Rooms)」への10億ドルがある。

 ウーバーは、ライバル企業のリフトが8月にトヨタ自動車から5億ドルの資金を集めた翌日に上場を申請した。トヨタはその2カ月後にグラブにも10億ドルを投資。グラブにはその後、ブッキング・ホールディングスも2億ドルを投資している。



この記事は米フォーカスライト運営のニュースサイト「フォーカスワイヤー」を基にフォーカスライトの牛場春夫日本代表が執筆したものです。参考記事(英文)はこちら。
「Travel startup investments 2018 – a year in review」[1]

Endnotes:
  1. 「Travel startup investments 2018 – a year in review」: https://www.phocuswire.com/Travel-startup-investments-2018