2018年9月17日号>業界の魅力発信できてますか 受け手に響くアプローチを

2018.09.17 12:19

 旅行業界から「新入社員が3年でやめてしまう」という声が聞こえてきたのは一昔前のこと。
 いまや、そもそもいい人材が業界に入ってきてくれない状況のようです。
 観光の時代が到来しているにもかかわらず、です。
 特集「業界の魅力発信できてますか」では、人々の価値観が変化するなか、旅行業界が発信する働き方の魅力が受け手に響くものになっているのか、問いかけました。
 先週号の災害時の外国人対応もそうですが、「伝える」のでなく「伝わる」ことに意識を置くことの重要性を感じます。

【特集】
 *業界の魅力発信できてますか
  受け手に響くアプローチを

 企業の採用活動の積極化に伴い、近年の就職市場は人材争奪戦の様相を呈している。今後も労働人口の減少で売り手市場が進行すると予想される。そんな状況の下、就職人気が低迷する旅行業界は人材獲得のため何をすべきか。

 ▽旅行業界が直面する試練
 ▽魅力発信の本質
  高橋敦司(ジェイアール東日本企画常務取締役営業本部長チーフ・デジタル・オフィサー)
 ▽魅力発信への問題提起
  Theme1 旅行業の魅力を育てられるか
  安部敏樹(リディラバ代表取締役)
  Theme2 アイコン的存在を生み出せるか
  茶谷幸治(ツーリズム・プロデューサー)
  Theme3 情報をいかに受け手に届けるか
  森下晶美(東洋大学国際観光学部教授)

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統計・資料
 *国・地域別訪日外国人客数
 *渡航先別日本人訪問客数

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 *観光振興に効くインフルエンサー活用術 柴田啓(ベンチャーリパブリック代表取締役社長兼CEO)
 *ビジネスパーソンの日々雑感 篠塚孝哉(ロコパートナーズ代表取締役社長)


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