2018年5月28日号>ベジタリアン 未開拓の訪日菜食市場を逃がすな
2018.05.28 11:41
一時期あれほど話題になったムスリム対応について、最近ほとんど耳にすることがなくなってきました。
一方でここにきて浮上してきたのがベジタリアン対応です。
特集では、その巨大なる未開拓市場の可能性に着目しながら、日本の観光産業がベジタリアンを取り込むための基本要件について紹介しました。
フレンバシーの播太樹代表は、ムスリム対応と異なり心理的なハードルを除けば特別なコストはかからないと説きます。
訪日菜食市場へのアプローチは正にいまが旬なのかもしれません。
【特集】
*ベジタリアン
未開拓の訪日菜食市場を逃がすな
世界のベジタリアン人口は9億人ともいわれ、訪日外国人増加に伴い日本国内でもニーズが増大中だ。訪日主要市場の台湾や香港、急成長が見込まれるインドもベジタリアンが多く、商機が広がる。ラグビー・ワールドカップ(W杯)、東京五輪を控え、多様な食のニーズへの対応が急がれる。
▽ベジタリアンの分類と国・地域別比率
▽多様化する市場に応えるには
橋本玲子(フードコネクション代表取締役)
▽地域に求められる対応
山﨑寛斗(フードダイバーシティ海外戦略部)
▽飲食店に求められる対応
播太樹(フレンバシー代表取締役)
———————————————————————
注目の事例
*シニアが案内役 サイエストの視察ツアー
豊富な知見と海外進出企業をマッチング
注目のニュース
TRVL、独自モデルで日本参入
国際線旅客数、中部が4位転落
旅行EC市場、11%増の3.4兆円
1月旅行取扱額、3.2%増
誌上セミナー
*JNTO発外客攻略のヒント
『未成熟地域に伸びしろ』
太田吉信(JNTOロサンゼルス事務所長)
コラム
*視座 高橋敦司(ジェイアール東日本企画常務取締役営業本部長)
*SCRAP ニュースに見る海外の旅行ビジネストレンド
*宿泊ビジネスの灯
*ビジネスパーソンの日々雑感 鎌田智子(サクラホステル浅草支配人)
統計・資料
*旅行業主要50社 1月の取扱状況
関連キーワード
カテゴリ#バックナンバー#新着記事
-
?>
-
2024年3月25日号>DAOってなんだ? 分散型自律組織が変える地域づくり
?>
-
2024年3月18日号>DMO制度のこれから 課題多き地域の司令塔づくり
?>
-
2024年3月11日号>国際観光旅客税の使い道 高まる使途拡大の声
?>
-
2024年3月4日号>ツーリズムの2024年問題 国内ツアー手配と訪日医療への懸念
?>
-
2024年2月26日号>育て!スルーガイド 長期旅行を地方へ誘う鍵
?>
-
2024年2月19日号>自己変革の旅 トランスフォーマティブ・トラベラーをつかむ
?>
-
2024年2月12日号>観光庁予算の全容 新旧の課題解消と産業発展への使途
?>
-
2024年2月5日号>旅のビジネスモデル 新しい形が必要かもしれない
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking
-
<PR>沖縄の修学旅行の新たな素材発見 探究学習やSDGsプログラム体験で
-
上越市、市民と訪日客のコミュニケーション支援 アプリで実証実験
-
自家用車での客送迎、規制を大幅緩和 立ち寄り先など拡大 ガイド業務でも解禁
-
DAOってなんだ? 分散型自律組織が変える地域づくり
-
2月の平均客室利用率80% ANHA調査 インバウンド好調で東京90%
-
『トルコ現代史』 存在感増す背景に帝国600年の貫禄
-
生徒がつくる教育旅行で日本を変革 「地域みらい旅」全国展開へ 東大阪市を皮切りに
-
HIS、通期純利益60億円の予想 第1四半期の好調受け上方修正
-
東海初、ホテルに無人決済売店 省人化で人手不足に対応 早朝・深夜営業可能に
-
デルタ航空、海外旅行未経験者の開拓強化 供給量増強で体制充実