2018年5月21日 11:38 AM
特集「おもてなしはどこへ」で触れているように、ここ数年、接客サービスの現場での質の低下を実感することが増えています。
何か企画できたらという漠然とした思いが、本誌2月12日号のJIS中村好明さんの原稿に背中を押されました。
東大と全日空の共同研究ではおもてなしの源泉を「気づき」と仮定していますが、相手に対する気づきが接客サービスの現場から減退していることが核心のように感じます。
もしかすると現代の日本社会全体の問題かもしれません。またひとつ、観光立国への懸念材料です。
【特集】
*おもてなしはどこへ
後退するニッポンの接客サービス力
世界に誇る日本のおもてなし――。日本人の多くはそう自負しているが、本当だろうか。特に訪日外国人旅行者の急増と労働力不足が重なる最近は、現場の接客サービス力の低下も指摘されている。いま、ニッポンのおもてなしが危ない。
▽失われつつある日本の特性
▽おもてなし問題の本質
中村好明(日本インバウンド連合会理事長)
▽接客サービスへの問題提起
Theme1 スタッフ教育の方向は正しいか
西川丈次(観光ビジネスコンサルタンツ代表取締役社長)
Theme2 顧客のツボをどう読めばいいか
原辰徳(東京大学人工物工学研究センター准教授)
Theme3 現場の力は後退したのか
高野登(人とホスピタリティ研究所代表)
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統計・資料
*国・地域別訪日外国人客数
*渡航先別日本人訪問客数
注目のニュース
ホテルシップ活用へ法整備
NH、ハワイ線の訴求強化
宿泊業収入高、過去10年で最高値
主要7空港、中部除き出入国増
誌上セミナー
*ショッピングツーリズムABC
コラム
*視座 中村好明(日本インバウンド連合会理事長)
*SCRAP ニュースに見る海外の旅行ビジネストレンド
*観光振興に効くインフルエンサー活用術 柴田啓(ベンチャーリパブリック代表取締役社長兼CEO)
*ビジネスパーソンの日々雑感 篠塚孝哉(ロコパートナーズ代表取締役社長)
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