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リリース日:2017年12月22日

クルーズ・オブ・ザ・イヤー2017各賞が決定、授賞式を実施

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 日本外航客船協会(JOPA)では、「クルーズ・オブ・ザ・イヤー2017」を実施し、11月17日開催の選考委員会において、グランプリ、優秀賞、特別賞等の各賞を決定。このほど、授賞式が行われた。クルーズ・オブ・ザ・イヤーは国土交通省、観光庁及び日本旅行業協会(JATA)の後援のもと、旅行業界の健全な発展に寄与したクルーズ旅行商品、特にオリジナリティに溢れ、かつ、わが国のクルーズマーケット拡大に貢献した商品を企画造成、実施した旅行会社等を顕彰することによりモチベーションの向上を期するとともに、一般消費者に対し、良質のクルーズ旅行商品・サービスの提供を図ることを目的に実施されており、今回で10回目の実施となる。今回のグランプリはミキ・ツーリストのセレブリティ・ミレニアムで航く「日本一周クルーズ」が授賞した。
 
 
▲写真:授賞式の模様。当日は授賞各社担当者からのプレゼンテーションも実施された。

  授賞式の冒頭、挨拶に立ったJOPAの山口直彦会長は「2016年の日本人のクルーズ利用者は24万8000人。今年は25万人は突破する見通し」と述べ、一年を振り返りながら同協会の活動実績について来場者に報告した。また、クルーズ・オブ・ザ・イヤーの選考委員会委員長を務めた池田良穂氏は、今回の応募、推薦によるエントリーは20商品で、特徴として「ほとんどが目標をオーバーしており、集客がうまくいっているものばかりであった」と述べた。授賞内容は以下の通り。


■グランプリ:セレブリティ・ミレニアムで航く「日本一周クルーズ」
(ミキ・ツーリスト)
本クルーズは、セレブリティクルーズ社として初めての自主運航による日本発着クルーズ。従来、フライ&クルーズだけでしか体験できなかったセレブリティクルーズを日本市場で展開し、ゴールデンウィーク前の9日間という難しい日程にもかかわらず、日本の春にしか楽しめない花の美しさや各土地の美食を味わうこと等をテーマに実施し、さらに秋の日本一周クルーズも満船で運航し、質の高いサービスを求める日本市場とセレブリティブランドとの親和性を証明したことが高く評価された。また、この結果、同社が日本市場への未来に大きな期待を持ち、2018年も日本発着クルーズを実施することを決定する等、今後の日本のクルーズ市場に貢献すること等も評価された。

●優秀賞:飛鳥Ⅱ「TAKARAZUKA ON ASUKAⅡ」
(郵船クルーズ)
本クルーズは、飛鳥Ⅱが満を持して、日本を代表するエンターテインメント「宝塚歌劇」に焦点を当てたテーマクルーズ。企画から1.5年かけて準備し、元トップスターを中心とした本クルーズだけのために製作されたオリジナルショーや衣装実物の持ち込み展示をはじめ、宝塚歌劇の振付師による体操教室、タカラジェンヌ気分を味わえる背負い羽体験など多くの参加型イベントも開催するなど、宝塚歌劇団とのコラボレーションを実現。その結果、初乗船率が6割で、50才代以下の乗船客が5割を占めるなど、将来のリピーターとなり得る新しい層へのアピールに繋げたことが高く評価された。

■優秀賞:飛鳥Ⅱで航く「春の新宮・高知・別府クルーズ」
(郵船トラベル)
本クルーズは、飛鳥Ⅱのチャータークルーズとして、郵船トラベル株式会社のオリジナル性を追求し、桜開花の時期に、春をテーマにした盛り沢山の船内イベント、参加特典、食事などを綿密に練り上げた商品として、家族層や女性同士の友人等の顧客層にミート。また、2020年訪日クルーズ観光客500万人の目標が掲げられている中、台湾で説明会を実施し、本クルーズをアジアマーケットに売り込んだ結果、台湾人約40名、インドネシア人6名の集客に成功するなどの意欲的な試みが高く評価された。また、今後の訪日観光客への販売施策、方針を見出すことで、日本籍クルーズ客船への潜在的な外国人需要の掘り起こしにも寄与するクルーズとして評価された。

●優秀賞:神戸港開港150周年記念「クイーン・エリザベス神戸発着クルーズ」
(キュナード・ライン ジャパンオフィス、カーニバル・ジャパン)
本クルーズは、世界一周クルーズに組み込まれた177年の歴史を持つキュナード史上初の日本発着クルーズ。区間乗船では異例の400名で設定したが、販売予約開始後数分で完売したため、販売枠を600名に拡大。全乗船客の約30パーセントを日本人が占める圧倒的な人気ぶりが話題を集めた。神戸港では滞在2日間で延べ10万人の港への来場者があったのをはじめ、各寄港地への入港時においても万を超える市民の熱烈な歓迎の模様は、TVを始めとした多くのメディアに取り上げられることで一般への話題提供に貢献、多くの市民にクルーズの素晴らしさをアピールし、啓発したことが高く評価された。

●優秀賞:飛んでクルーズ九州  ~九州一周~
(商船三井客船、JTB九州、九州観光推進機構、九州クルーズ振興協議会)
本クルーズは、「九州は一つ」をキーワードに、クルーズ業界初の1航海で九州全7県を巡る九州一周クルーズ。寄港地を各県が推奨する港に設定するなど、九州観光推進機構と九州クルーズ振興協議会の協力を得て、九州の素晴らしさを伝える地域貢献を目指した試みが成功。航空機やJRなどと組み合わせた多彩なコースを設定するとともに、九州各県の秋の味覚を船上で楽しむなど、テーマクルーズとして高い評価を得た。また、話題性があることからメディア露出も多く、本クルーズにより九州観光の推進役としてのクルーズの役割を広く訴求し、その広報に多大な貢献をしたことも評価された。

●特別賞:秋田港の挑戦!!「クルーズ列車トライアル運行」
(あきたクルーズ振興協議会)
秋田港では、これまでクルーズ船が寄港した際の港からの二次交通対策が課題となっていたため、秋田県、秋田市、JR東日本秋田支社の3者が連携し、クルーズ列車トライアル運行として、JR貨物が保有する奥羽線土崎・秋田港駅間に乗入れするために必要な乗降施設をJR貨物秋田港駅に隣接する港湾緑地(県有地)に設置。更に、4両編成の客車に車椅子でも乗降できるように、2箇所の仮設スロープを設置したほか、利便性向上に努め、秋田港から秋田市中心部までクルーズ船客を対象とした、定時に短時間で移動が可能となるクルーズ列車の実現に向けて取り組んだ。また、同協議会では、クルーズ船会社等を対象としたファムツアー、東京都における港湾説明会の開催など、クルーズ船の熱心な受入れに向けた様々な活動が高く評価された。

●特別賞:阪急交通社
阪急交通社は、今年度、「ぱしふぃっく びいなす絶景の瀬戸内海チャータークルーズ3日間」や「飛鳥Ⅱ とっておき花火とクリスマスクルーズ3 日間」などの国内チャータークルーズ、「JALチャーター便利用リーガルプリンセスで巡るバルト海クルーズ9日間」、「ANAチャーター便利用ロイヤル・プリンセス美しきエーゲ海・地中海クルーズ9日間」などの飛行機のチャーター便を利用した海外フライ&クルーズなど、多種多様なクルーズを企画・実施。更に、ダイヤモンド・プリンセスを利用した5日間のチャータークルーズを、インセンティブ企画として2回連続で実施した。こうした同社の、国内や海外、そして船や飛行機をチャーターする等、縦横に駆使した様々なプランを実現した取り組みが高く評価された。