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リリース日:2017年12月21日

【視察レポート】仁川国際空港、2018年1月18日、新ターミナル開業へ 

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グリーン、エコ、スマートがコンセプト


 韓国・仁川空港の第2旅客ターミナル(T2)が1月18日にオープンする。それに先立ち、大韓航空(KE)と仁川国際空港公社が11月、旅行会社 100人を招いて実施した視察旅行に同行。利用者の利便性や快適さを追求したT2を取材した。
 取材・文 / 町田誠一

 仁川国際空港公社・未来事業推進室長の林炳起氏によると、17年における空港利用客数は6,200万人の見込み。慢性化する空港混雑の解消が課題だったが、T2の運用開始によって、大幅な改善が見込まれるという。12年から22億ドルをかけて施工されたT2は、地下2階・地上5階。エプロンは170ヵ所まで増加し、年間旅客処理能力は7,200万人に拡充する。オープン後は、T2にスカイチーム加盟のKEのほか、デルタ航空(DL)、エールフランス(AF)、KLMオランダ航空(KL)が、T1にアシアナ航空(OZ)をはじめとする、スターアライアンス加盟キャリア、チェジュ航空(7C)、搭乗棟(コンコース)にその他スカイチーム加盟キャリアとLCCが配置される予定だ。空港高速道路、高速鉄道(KTX)も延長。T2からバスや電車、KTXなどが1ヵ所で利用できる交通センターまでは59mの近距離に設計された。

 開発にあたっては、「グリーン」「エコ」「スマート」をコンセプトとした。「公園の中のグリーン・エアポート」をテーマとして、T2への高速道路沿いに緑が植樹され、館内には休憩スペースや壁面などにも本物の樹木が見られる。エコの面では、屋根部分にソーラーシステムを設置するなど太陽、地熱などのクリーンエネルギーを積極活用し、T1に比べ40%の省エネ運用を達成した。便利さ、快適さを特に実感できるのが最新ICT技術を適用したスマート・エアポート設計の数々だ。空港内の各所にはターミナルマップや乗継案内のタッチパネル式のデジタルサイネージが設置され、すべてにバーコードスキャナーを搭載。搭乗券のバーコードで行き先を表示してくれる。保安検査では、これまでのX線から超音波タイプの探知機を導入したことで、金属のほか液体検査もでき、従来よりも時間短縮が可能。また、出発ゲート前の待機スペースの座席には、横テーブルのすべてに電源とUSBポートが設置されている。

 T2では、仁川乗り継ぎでの商品を販売する旅行会社のために、有料のグループラウンジも開設する。東側と西側に1ヵ所ずつ配置され、24時間オープンで最大20人収容。利用は予約制で時間制限がある。仁川国際空港公社エアライン・マーケティング・チームの林勳シニア・マネージャーは、「日本各地から仁川空港に集まり、旅行するケースが増えており、これまでゲート前集合だったものが、ラウンジ集合で快適に過ごせる」と強調。休憩エリアには、ベッドゾーンやゲーム感覚でスポーツができるデジタルジム、タオルレンタル付きのシャワー施設(T2利用者以外は有料)、キッズスペース、ライブラリーなどが揃う。

 グルメゾーンも注目で、ソウルの街中で食べられるものだけではなく、各地の名店を集めた「韓国美食館」を展開。全州家族會舘(全州)や徳仁館(潭陽)、五壮洞 興南屋(ソウル 五壮洞)、オデン食堂(議政府)など、有名店の味を堪能できる。現在までに工事がほぼ終了し、1ヵ月間の試験運用を経て1月18日にオープンする。

仁川国際空港T2視察 Photo Report


▲写真:館内に配置された緑が目にやさしい


▲写真:タッチパネル式のデジタルサイネージの仕組みを説明する、仁川国際空港公社エアライン・マーケティング・チームの林勳シニア・マネージャー


▲写真:航空券のバーコードを読み取るスキャナーを搭載


▲写真:真新しいゲート前の待ち合い座席


▲写真:座席横テーブルのすべてに電源とUSBポートを設置


▲写真:荷物運搬用のカートはすべて軽量素材で操作性の高いモデルに刷新



▲写真:セルフバックドロップでは荷上げしやすいよう、段差を従来の30cmから10cmに下げて設計


▲写真:視察ツアーの第1陣に参加したメンバー。班を分け、今回、合計100人が視察に訪れた。


▲写真:視察後に夕食を兼ねた説明会が実施された。


▲写真:説明会で挨拶する仁川国際空港公社・未来事業推進室長の林炳起氏。仁川空港では、さらに、2018年~2023年の第4段階事業にて滑走路(3,750m×60m)を増設することで、世界で初めて年間旅客数1億人を突破する空港を目指す。


▲写真:視察ツアーには、KEの金正洙日本地域本部長も同行。「今回の視察で得た情報を社内で共有し、販売に大いに役立ててほしい」と述べた。





▲写真:仁川国際空港からリニアモノレールで5分、徒歩15分の近距離にあるパラダイス・シティのホテルに宿泊。今年4月に開業した、ホテル、カジノ、コンベンション、ショッピング、アートギャラリー、スパ、クラブ、イベントなどバラエティ溢れるホスピタリティとエンタテインメントが融合した東北アジア初の韓国式統合型リゾートだ。館内にはキッズゾーンやボーリング場も完備され、ファミリーでも楽しめる。